住宅街の一角に静かに佇む、洗練されたフォルムの住まい。
外観は、やわらかなベージュと重厚感のあるダークトーンのツートンカラーで仕上げ、上品さと個性を両立させました。
通りに面しながらも、木格子や中庭の工夫により、プライバシーを確保しながらも自然光と風を感じる開放的な暮らしを実現。
家族の時間を心地よく包みこむ、都市型の“寛ぎ邸宅”です。

１．光と木のぬくもりに包まれる、心ほどけるリビング

ふと息をつきたくなる、そんな心地よさがここにはあります。
大きな掃き出し窓から差し込む柔らかな自然光が、フローリングにやさしく反射し、空間全体をあたたかく照らします。
テレビボードやソファの色合いも落ち着いていて、空間に統一感と安心感を与えてくれます。
ウッドデッキとつながる中庭を望むことで、外と内がゆるやかにつながり、家の中にいながら四季の移ろいを感じられる設計に。

２．団らんの中心に、やさしい彩りを。ダイニングルーム

木の温もりが感じられるダイニングテーブルとベンチに、北欧デザインのペンダントライト。
オレンジのアクセントが効いたキッチンカウンターが、空間にやさしいリズムを加えます。
家族や友人が自然と集まりたくなるこの場所は、食事をするだけでなく、今日のできごとを語り合ったり、時には子どもたちが宿題を広げたり——暮らしの中心となる大切な空間です。
機能性とデザイン性を両立しながら、ほっと心がほどけるような居心地を叶えたダイニングです。

３．動線と収納美を両立した、機能美キッチン

毎日の料理を、もっとスムーズに、もっと楽しく。
壁付けI型レイアウトを採用したキッチンは、無駄のない動線とたっぷりの収納を両立。
手元がすっきり片付くから、調理も後片付けもストレスフリーです。
やわらかな艶感のあるタイル壁が、清潔感の中にさりげない上質さを添え、白を基調とした空間に落ち着いたアクセントをプラス。
「使いやすいのに、見た目も美しい」
そんな理想をかたちにした、こだわりのキッチンです。

４．おもてなしの心を映す、玄関脇の和空間

玄関を入ってすぐ、凛とした佇まいの和室が迎えてくれます。
畳の落ち着いた色合いと、シンプルで上質な床の間。
そして障子越しのやわらかな光が、空間に静けさと温もりをもたらします。
来客時の客間としてはもちろん、家族のくつろぎの場やお昼寝スペースとしても活躍。
和の美しさと機能性を兼ね備えた、現代の暮らしに寄り添う和室です。

５．光と風がめぐる、開放感あふれる玄関吹き抜け

玄関に一歩足を踏み入れた瞬間、視線がすっと上へ抜ける心地よさ。
縦に大きく広がる吹き抜けが、空間に開放感と明るさをもたらし、家全体に心地よい風と光を届けます。
アイアンの手すりがシャープな印象を添え、ナチュラルな木の温もりと美しく調和。
上下階をやさしくつなぐこの空間は、訪れる人に「この家、なんだか気持ちいいね」と思わせる、そんな印象的なエントランスを演出します。

６．陽だまりの中の、ライブラリーコーナー

2階の廊下に設けられた、ちょっとしたライブラリーコーナー。
壁一面に造作された本棚には、お気に入りの本や絵本が並び、家族みんなが気軽に立ち寄れる“知のひととき”を演出します。
大きな窓からはやわらかな自然光がたっぷりと差し込み、読書や思索にぴったりの静けさと明るさを確保。
その先には広々としたバルコニーが広がり、風を感じながら過ごすアウトドア時間へも気軽にアクセスできます。
ただの通路ではなく、「過ごしたくなる場所」に。
そんな工夫が詰まった、住まいの“お気に入り”になるスペースです。

７．空とつながる、もうひとつのリビング。ウッド仕上げのバルコニー

ウッドデッキ仕上げの広々としたバルコニーは、まるで“もうひとつのリビング”。
朝はコーヒーを片手に、昼は家族でランチや読書、夜は星空を眺めながら一日の終わりをゆったり過ごす——
そんな「外のある暮らし」を、気軽に楽しめる場所です。
室内とのつながりも意識した設計で、窓を開ければ心地よい風が吹き抜け、室内にいながらも自然を感じられる心豊かな時間が流れます。
暮らしに、空と風の余白を。
このバルコニーは、日常をちょっと特別にしてくれる場所です。

８．家の中心に、やすらぎの中庭を。

玄関とリビングに面して配置された中庭は、住まいの中に“自然”と“静けさ”を取り込む大切な場所。
ウッドデッキとタイルの階段がやさしく空間をつなぎ、内と外の境界をあいまいにすることで、より開放的な暮らしを演出します。
リビングからは四季のうつろいを、玄関では来客をやさしく迎える景色として——
中庭は、住まう人にも訪れる人にも心地よい“余白”を生み出してくれます。
朝は光が差し込み、夜は柔らかな照明でほっとするひとときを。
日々の暮らしに、ふっと深呼吸したくなる場所があることの贅沢を感じられる中庭です。